そもそも、何故そんなにも、元々得意では無い武道を続けてきたのか、それは、私の幼い頃に遡ります。
物心がついた頃から、私はウルトラマンが大好きでした、ソフビや変身グッズなど親に買って貰っていました。
小学校に上がったら、仮面ライダーにハマります。
幼い頃は、正義の為に戦うヒーローに憧れていたのです。
ですが、私は正義の為に戦うどころか、運動オンチで、特に柔道でも活躍出来ず勉強も出来ませんでした。
ですが、心の何処かで、武道で活躍する事を望んでいました。
中学校に進学します。
私は、小学の頃柔道を習っていたので、柔道部に入りました。
ですが、柔道の経験があっても、頑張る事を私は出来ませんでした、私には戦うという経験が無かったからです。
正直、あの時の私は、自信という物がありませんでした、中学三年間、目覚ましく活躍する事はありませんでした。
ですが、私は、ある物に憧れていました。
それは、少年サンデーで連載していた、「史上最強の弟子ケンイチ」です。
主人公の「ケンイチ」は、私にとって架空の人物では有りません、掛け替えのない親友なのです。
私は、ケンイチの様に武道の修行に没頭する日々を望んでいました。
私にとって武道を、修行する事は憧れに近づける事でした。
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