非接触型、護身術

技法

刃物相手に接触する護身術は人々に受けなくなっていく。

武術の目的

人間の脳は普段から、肉体に対して20%しか筋力を出さない様に制限をかけています。

その様な状態から、非常時には、その脳からの制限が比較的緩和されて日頃からは、想像できない身体的能力を発揮できます。

そもそも、武術の目的は、その脳からの制限を平常心のまま意図して解除できる様になる事です。

ですので、長年武術に携わっている人が、一時的にも人智を超えた能力を発揮出来るのは、そもそも人が生まれ持って備えている能力を、武術によって引き出せる状態になるからです。

人間で有れば

ですが、その様な長い年月をかけなくても、人智を超えた能力を発揮出来る時があります。

それは、明確な怒りと殺意を持った時です。

人間が、怒りなどで、興奮した状態になると脳は、大量のアドレナリンを分泌します。

人間の体は、アドレナリンが分泌されると心筋収縮力が高まり、血圧の増加が促され、身体のあらゆる機能が、運動する事に的確化され、かつ痛覚が鈍くなります。

激しい喧嘩や試合の後、気分が落ち着いてきた時に、ようやく出血や骨折に気づいた、という事があるのはこの為です。

そして、この作用がより顕著に発揮されるのが、犯罪を行う時です。

脳内麻薬

アドレナリンの作用は、健全な人ならば、正常に代謝されて、作用時間や分泌量はそこまで長く続きません。

ですが、ストレスなどにより正常に代謝出来なくなる場合があるそうです。

日頃から社会生活によって抑圧され鬱憤を晴らせない人や、何らかの精神障害を発症し、自分でもブレーキをかけれない状態の人たちが、文明、社会を維持する中で出てきてしまうのは、残念ながら必然的と言えます。

更に、怨恨や勘違いなど理由は様々ですが、何らかの弾みで大小異なれど犯罪を起こしてしまう事があります。

犯罪を行っている人は、時として大量のアドレナリンにより、麻薬など違法薬物を使用した状態と近い、予測の出来ない、危険な行動を起こす精神状態になってしまいます。

地雷人間

近年には、犯罪を犯した直後、犯人が自殺してしまうケースがあります。

恐らく犯罪者自信が、自暴自棄になり自殺を考えたと同時に人々を巻き込んで、道連れ的な自殺を計画して行ってしまっているのだと思います。

(川崎市登戸通り魔事件など)

この様な犯罪を行う人を私は、地雷人間と呼んでいます。

地雷人間は、いつ何処で爆発するか分かりません、さらに爆発(自殺を意図して犯罪を行う)するという事は、地雷人間自身が死亡してしまうので、原因の解明や刑法によって処す事が困難になってしまいます。

これでは、刑法が犯罪者を処罰する事が出来なくなり無くなり、被害者の方々の無念を晴らす事が出来なくなってしまいます。

護身術のニーズ

この様に、例え何らかの武術や護身術を長年やっていたとしても、簡単に犯罪者の力量が上回り、徒手体術のキャパシティーを越えてしまいます。

その為、接触的護身術は、犯人に接触しているほど、かえってリスクに晒されているともいえます。

更に、多くの現代人が揉め事を好みません、出来るなら、揉め事が起きる前に回避したいし、日常生活に犯罪などを結びつけて過ごしたくはないでしょう。

ですから、この先、護身術のニーズは、非接触型になって行くと思います。

非接触型

私の提示する非接触型とは、危険地帯には決して踏み込まず、何か起これば催涙スプレーで接触せずに対処し、オンラインによるトレーニングで必要最低限で行い、人生に置いて必ずだがほんの僅かに触れておく、誰しもが常識として共有し、集団的免疫としての護身術の普及です。

必ず誰しもが、防犯の目となり、犯罪を阻止する為に力を持ち寄りあい、感心を持ち続ける。

そうした新たな社会秩序を、作り出す物です。

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